話題のスタップ細胞
日本の科学者がまたまた未分化原始細胞であるスタップ細胞の作成に成功したことが話題になってます。
原始細胞は遺伝子に従って特定組織の細胞に変化(分化)すると元には戻らないと思われていたのが、なんと細胞ごと弱酸性溶液の刺激で元に戻っちゃったのです。地動説から天動説に変わった位のインパクトある発見だそうです。
で、ふと我が鍼灸(はりきゅう)治療に振り返ってみるとですね、鍼灸の及ぼす治療効果と酸性外部刺激に影響されてしまったスタップ細胞とに何かしらの共通点があるようにひらめいたのでした。
現代医学の薬物療法は細胞内のタンパク質、アミノ酸レベルでの効果を探ろうとしているのはiPS細胞作成に細胞内の遺伝子レベルに影響を与えているのに匹敵すると考えると、鍼灸の刺激はせいぜい組織レベルへの刺激なのだと思うのですが、これは酸に影響されてできるスタップ細胞に匹敵するのでは?
鍼灸の組織への物理刺激がその組織や体全体に影響を及ぼす理由はまだ完璧には解明できていないのですが、分化した細胞が何故弱酸性溶液の刺激でスタップ細胞に変容するのかが解き明かせれるとつられて解ってくるのかもしれないですね。
スタップ細胞と鍼灸治療効果の意外な結びつきの話でした。(しょうしょう飛躍し過ぎかもしれませんね。)