スタップ細胞 その2

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猿

以前、現代医療が薬による分子レベルへのアプローチに対し、スタップ細胞は弱酸性の環境で細胞レベルで変化することに注目し、せいぜい組織レベルでの物理的刺激であるはり治療にとってもひょっとしてその効果の科学的解明につながるのでは?と、非常に興味深いことを書きました。

残念ながら理研検証グループからスタップ細胞は存在しないとの見解が出されました。

一方インドで感電ショックで気を失った猿を仲間の猿がマッサージしたり叩いたり、挙句には水に浸けるなどして意識を取り戻させた動画が話題になってます。まさに物理的刺激によりみごと蘇生させました。

猿が仲間を蘇生させた方法は本能的な行為でしょう。本来生物が持つ自然治癒力は物理的刺激にっよっても体内細胞レベルの化学変化を誘発しているとも言えるのではないだろうか?

薬による化学変化は物理的侵襲刺激方法をとらない分痛みがなく、一見人道的、文明的なスマートさを感じさせるが、その反面副作用を伴うことが多い。本来の自然治癒力を発揮させる工程を経ない分、生命体としては相当なストレスになっているのかもしれない。

地球上の生命体は、重力、宇宙線(放射能)、太陽光、電磁波など様々な物理的刺激がある環境で長い時間をかけて進化してきた。生命体の中で細胞レベルの化学反応、変化を起こさせるのはむしろこれら物理的刺激が大きな影響を及ぼしているはずである。これらの作用を考慮せず結果としての細胞レベルの化学変化だけに特化しているような現代の薬の開発には大きな落とし穴がないのだろうか?

具体的な例では癌細胞には縮小効果があるのの生命体そのもの維持に結びついていないような薬。

わずか200年にも満たない歴史しかない化学製品である薬が分子レベルに大きな変化を及ぼしていることは、人口頭脳が発達していけば近い将来人類がロボットに駆逐されるかもしれないと予言するホーキンズ博士の提唱とあい通ずるところがないだろうか?木をみて森を見ず!

科学的根拠に基づいた化学品である全ての薬や現代医学を否定するものではありません。 ただ薬だけですべての生命体が維持回復されているわけではないことも事実です。

最先端医学をしても現段階では生命体にはまだまだ分からないことだらけのようです。

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