新型コロナウイルスと自然治癒力
今日4月20日現在、TV番組が新型コロナウイルスの家庭内感染を取り上げています。
こうしてTVに代表されるマスメディアが煽り報道(特にワイドショー番組は広報活動というより視聴率アップのため、極端な例を挙げるか、過剰な演出をする)を放映することにより、一部の視聴者は”家族間の感性を防ぐためにはどうしたら良いのか?” ”我が家は狭く、家族全員の個室がない、国・市町村がホテルを用意してくれるのか?”といった相談まで保健所に問い合わせているのではないだろうか?
それでなくとも主業務であるウイルス感染患者の対応でパンクしている保健所現場に、電話が繋がらなくなるほど緊急性に乏しい電話が数多く混じっているように思う。
果たして行政は何処まで個人の健康維持に関与し、責任を果たすべきか?
一方個人は自分の健康管理をどこまで自己責任とし、どの限度を超えたら医療機関、行政に相談すべきか? (これらは平時と非常時でも異なる)
判断の線引きには、さまざまな意見があり基準を示すことは難しい。
ただ言えることは、本来動物・人は独り立ち(一人で自分の食糧を確保し生命維持できる)できるよう自己免疫力を発達させてきたので、健康維持方法は自分で判断することが前提です。 家族の感染をどう防ぐべきか? まずは家族間で話し、自分ができ得る最大限の対策をし、後は自分の免疫力を信ずる、ということだろうと考えます。
全てを行政(他人)が決定してくれる、あるいはそうあるべきと考えたなら、そこでその人の自己治癒力は大幅に低下してしまいます。