物理療法と現代医学の違い

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はり・きゅうは物理的刺激による治療法です。一方現代医学のほとんどは薬剤による化学療法です。

物理療法は鍼の刺激が組織・神経・血管を通し好ましい生理反応を促す。体内で起こる生理反応は神経伝達物質や、ホルモン等による化学反応の結果です。

一方薬物による化学反応は、人工的に作られた物質を服用や注射などで体内に入れて直接化学反応を起こさせ、好ましい生理反応を引き出す。

生命活動は細分化すると全て化学反応に行きつく。

物理療法と現代医学は体内で化学反応を起こさせ、正常な生理反応を引き出す目的は一緒だが、手段が違う。

物理療法のはりきゅうは一旦外的刺激を生ずるが、化学反応は全てその個体が自ら持っている物質を利用するので副作用がほとんどない。

一方もともと体にない物質を取り入れる薬物療法にはほぼ副作用を伴う。

どちらも一長一短がある。

先入観や食わず嫌いに囚われず、まだまだ認知度が足りないはりきゅう物理療法を一度試してみて、薬物療法との使い分け、あるいは適度な併用を試して頂きたいと願ってます。

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